MD-5000の修理断念と当ブログの移動について ― 2008/02/18
MD-5000のメーカー修理が今年三月で終了するらしい。いろいろ考えたが、修理費(2万円?)と機能を考え、修理を断念した。永い間有難う(最近は殆ど使っていなかった)。
そしてMD-5500専用ソフトリップ(Micro Dry RIP2.5J)が、うっかりとHDDのフォーマットでオジャンになった。これもキーディスク修理より引退かな。これについては純正リップよりもMD-5500の機能をフルに使った代替法がある。
また、他メーカープリンタ用に非純正のUSBパラレル変換ケーブルを購入しました。勿論、MDPでも使っています。これについても書きたい。
で、このアサヒネットのブログは画像機能が今一なので、近々にこのブログを引き払って他へ(またブログかも)移動したいと思っています。その時には、当ブログ上にてお知らせいたします。
MDP ICCプロファイルとWindows用ドライバ~Mac OS9編 ― 2007/09/27
これは,当方が所有するMD-2010S,MD-5000及びMD-5500の各OS用ドライバの機能から推定したものであることをお断りしておきます。
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(*1)MD-1300用 (*2)MD-2300S用 (*3)MD-5000P用 (*4)MD-5500P用 (*5)MD-1000 MD-1300 MD-1500用 (*6)光沢仕上げインク使用 |
以前にも言いましたが,Windowsに流用する場合は,ファイル名にある「/」を「_(アンダースコア)」に換えたり,拡張子icc(あるいはicm)を付け足したりしてWindows環境で認識できるようにあらかじめMac OS上でリネームしておかなければなりません。
(例1)MDP OHP/Fine ---> MDP OHP_Fine.icc
(例2)MDP Press VDPhoto/Standard
---> MDP_Press_VDPhoto_Standard.icm
※MDP Monitor-D50は色温度5000Kのモニタ用ICCファイルですが,特に必要はありません。自分のモニタをキャリブレーションして色温度を5000K~6500K程度にしたモニタのICCプロファイルがあれば十分です。
MDP ICCプロファイルとWindows用ドライバ~Mac OS X編 ― 2007/09/19
これは,当方が所有するMac OS X対応機種MD-5000とMD-5500の各OS用 ドライバの機能から推定したものであることをお断りしておきます。
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(*1)MD-1300用 (*2)MD-5000P用 (*3)MD-5500P用 (*4)光沢仕上げインク使用 |
上表を作成するにあたり,改めて各OSの印刷機能を調べていく中で気付いたことがあります。Mac OS Xでは印刷解像度や 線数はユーザーからは見えなくなっていること,そして,VDフォトカラー印刷では,Mac OS9やWindowsドライバでいう 2400dpi 160lpi印刷には 印刷本紙のみの対応であり,メディア設定で普通に普通(コピー)紙や平滑紙を選んだ場合,自動的に2400dpi 145lpiに設定され, かつそれしか(例えMFインクを使っても)印刷できなかったということです(その他の用紙で160lpi印刷したければメディア設定で「印刷本紙」を選ぶ しかない)。これはWindows2000で160lpiや145lpi印刷したものと比べた結果です。マニュアルにもALPSのWebにもこの辺の記述がないようです が,どうなんでしょうか。自明なことなのかもしれませんが,改めて見直すと色々なことが判るものです。
次は,Mac OS9のICCプロファイルとWindowsとの対応表です(が,わかる分だけ)。
Windows環境でもICCプロファイルを使いたい。 ― 2007/09/19
この項は,MacintoshとWindows環境を所有し,プリンタドライバをインストールしてMDPを利用している方を対象にしています。勿論メーカー非保証であり,何があろうと当方も責任を負いかねることを予めお断り申し上げます。あくまで実験につき,実行される方は自己責任でお願い申し上げます m(_ _)m
「プリンタ側でカラーマッチング」するとは,プリンタドライバからMacintosh OSに組み込まれたColorSync(Windows OSならばICM)にデータを渡し(例えばモニタ画面表示と)カラーマッチングさせることです。ALPS MDPは前者のColorSyncに対応し,そのためのプリンタ用ICCプロファイルがプリンタドライバのインストール時にMacintosh OSのしかるべき場所に組み込まれますが,ICMには非対応であるため,Windows OSにはインストールされません。
「Windows環境でもICCプロファイルを使いたい」は,せめてこのMacにインストールされたICCプロファイルを流用して・・・
「Windows OS上のアプリケーション(PhotoshopやIllustratorなど)側からカラーマッチングしたい」・・・
ということなのです。
(アルプス電気のサポートによれば・・・MDP用ICCプロファイルは上述の「プリンタ側でカラーマッチング(Macintosh OSのColorSync)」専用であるので,それ以外の使い方(Macintosh上であってもPhotoshop等のアプリケーション側からのカラーマッチング)はサポート外である・・・ということでした。)
**** これから先は自己責任ということで,よろしくお願い申し上げます ****
Macintosh OS用プリンタドライバのインストール時にICCプロファイルはしかるべき場所に組み込まれます。
しかるべき場所・・・
・[Mac OS X10.3.9]
・[Mac OS 9.2.2]
システムフォルダ/ColorSync プロファイル
22個のICCプロファイルがインストールされています。
それぞれどの用紙のICCプロファイルかはファイル名から判ると思います(全てファイル名の頭にMDPがついています)が,後で対応の詳細を挙げておきます。Mac OS Xでは対応機種や用紙によりプロファイルはかなり減少しています。
Mac OS Xでは,「プリンタ側でのカラーマッチング(ColorSync)」を行う場合,「メディア設定」-「用紙の種類」と「カラー設定」-「品質」とで自動的に適切なICCプロファイルが選ばれるようになっていて,ユーザーがその存在を意識する必要はないのです(Mac OS 9ではプリンタ特性で見える)。これらのプロファイルはPhotoshopやIllustrator側の印刷プロファイルの設定で見ることができるのですが,こちらはメーカーサポート外です。(ここでは,ここのところが重要なのです(^^; )
さて,これらMac用にインストールされたICCプロファイルをMac上に適当なフォルダを作成してそこにコピーしておきます(Mac OS9用でファイル名に「/」があれば,予め「_」等に置き換え,拡張子(iccかicm)を付けておく必要があります)。それらをWindows2000では,C:\WINNT\system32\spool\drivers\colorフォルダに,WindowsXPではC:\Windows\system32\spool\drivers\colorフォルダにコピーします。
これでWindows OSでもアプリケーション(PhotoshopやIllustrator等)側でカラーマッチングできるはずです。その際,プリンタ側のカラーマッチングは「なし」にすることが肝腎です。
昇華印刷での詳細は当ブログ「昇華印刷してみます~On Windows 2000(2)」にあります。また,一般的には当ブログに上げた「カラーマネジメント実践Links」などを参照くださいませ。
「プリンタ側でカラーマッチング」するとは,プリンタドライバからMacintosh OSに組み込まれたColorSync(Windows OSならばICM)にデータを渡し(例えばモニタ画面表示と)カラーマッチングさせることです。ALPS MDPは前者のColorSyncに対応し,そのためのプリンタ用ICCプロファイルがプリンタドライバのインストール時にMacintosh OSのしかるべき場所に組み込まれますが,ICMには非対応であるため,Windows OSにはインストールされません。
「Windows環境でもICCプロファイルを使いたい」は,せめてこのMacにインストールされたICCプロファイルを流用して・・・
「Windows OS上のアプリケーション(PhotoshopやIllustratorなど)側からカラーマッチングしたい」・・・
ということなのです。
(アルプス電気のサポートによれば・・・MDP用ICCプロファイルは上述の「プリンタ側でカラーマッチング(Macintosh OSのColorSync)」専用であるので,それ以外の使い方(Macintosh上であってもPhotoshop等のアプリケーション側からのカラーマッチング)はサポート外である・・・ということでした。)
**** これから先は自己責任ということで,よろしくお願い申し上げます ****
Macintosh OS用プリンタドライバのインストール時にICCプロファイルはしかるべき場所に組み込まれます。
しかるべき場所・・・
・[Mac OS X10.3.9]
/ライブラリ/Printers/ALPS/MicroDryPM.plugin/Contents/Resouces
12個のICCプロファイルがインストールされています。(MicroDryPM.plugin上で(「control + 左クリック」か「右クリック」して)コンテクストメニューを出し「パッケージの内容を表示」を選ぶとフォルダが開きます。)・[Mac OS 9.2.2]
システムフォルダ/ColorSync プロファイル
22個のICCプロファイルがインストールされています。
それぞれどの用紙のICCプロファイルかはファイル名から判ると思います(全てファイル名の頭にMDPがついています)が,後で対応の詳細を挙げておきます。Mac OS Xでは対応機種や用紙によりプロファイルはかなり減少しています。
Mac OS Xでは,「プリンタ側でのカラーマッチング(ColorSync)」を行う場合,「メディア設定」-「用紙の種類」と「カラー設定」-「品質」とで自動的に適切なICCプロファイルが選ばれるようになっていて,ユーザーがその存在を意識する必要はないのです(Mac OS 9ではプリンタ特性で見える)。これらのプロファイルはPhotoshopやIllustrator側の印刷プロファイルの設定で見ることができるのですが,こちらはメーカーサポート外です。(ここでは,ここのところが重要なのです(^^; )
さて,これらMac用にインストールされたICCプロファイルをMac上に適当なフォルダを作成してそこにコピーしておきます(Mac OS9用でファイル名に「/」があれば,予め「_」等に置き換え,拡張子(iccかicm)を付けておく必要があります)。それらをWindows2000では,C:\WINNT\system32\spool\drivers\colorフォルダに,WindowsXPではC:\Windows\system32\spool\drivers\colorフォルダにコピーします。
これでWindows OSでもアプリケーション(PhotoshopやIllustrator等)側でカラーマッチングできるはずです。その際,プリンタ側のカラーマッチングは「なし」にすることが肝腎です。
昇華印刷での詳細は当ブログ「昇華印刷してみます~On Windows 2000(2)」にあります。また,一般的には当ブログに上げた「カラーマネジメント実践Links」などを参照くださいませ。
MDPメーカー純正・推奨用紙について ― 2007/08/31
私の手許にあるMDPのメーカー純正・推奨印刷用紙の一覧です。
厚さはダイヤルシックネスゲージというもので実際に計測してみました。あまり違わないと思います。現在は,VD用紙はVD用紙2に代わり,VDフォトフィルムは製造中止になっています。いずれもMD-5000とMD-5500用らしい。(株)PCM竹尾のはMD-5500専用紙と書いてある。今でも販売しているのだろうか?
MDPには平滑で(インクの乗りがよく?),少し厚口の(ヘッドへのプラテンからの衝撃を緩衝し?),マット系(インクを捕まえて離さず定着のよい?)用紙が適していると思います。
巷にもその辺りのもの(非純正自己責任用紙)はあるにはあるのですが,テスト印字のためのゼニが・・・(^^;;
メーカー純正・推奨印刷用紙 |
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厚さはダイヤルシックネスゲージというもので実際に計測してみました。あまり違わないと思います。現在は,VD用紙はVD用紙2に代わり,VDフォトフィルムは製造中止になっています。いずれもMD-5000とMD-5500用らしい。(株)PCM竹尾のはMD-5500専用紙と書いてある。今でも販売しているのだろうか?
MDPには平滑で(インクの乗りがよく?),少し厚口の(ヘッドへのプラテンからの衝撃を緩衝し?),マット系(インクを捕まえて離さず定着のよい?)用紙が適していると思います。
巷にもその辺りのもの(非純正自己責任用紙)はあるにはあるのですが,テスト印字のためのゼニが・・・(^^;;



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