ALPS MDP'S Spot Colors Cyan Magenta Yellow Black White Metallic Gold Metallic Silver Gold Foil Silver Foil

Windows2000におけるICCプロファイルの検証(2)2007/09/28

続いて,Mac OS XよりWindows2000に移植したICCプロファイルの検証をVDフォトカラー印刷(用紙:MDマット)でやってみます。データは前回の「Windows2000におけるICCプロファイルの検証(1)」と同じです。上の画像はその結果をスキャンしたものです。詳しくは下記を参照ください。

【環境】
 OS・Windows2000,アプリケーション・Photoshop6.0.1,Inkscape Ver.0.45.1,Printer・MD-5500P,用紙・印刷本紙(MDマット (株)PCM竹尾),スキャナ・Epson GT-9800F

【印刷時の主設定】
(1)アプリケーションによるカラーマッチング(写真左)
   ~ICCプロファイル使用
    ・Photoshop6.0.1
      印刷スペース-プロファイル:「MDP_PressVDPhoto_Fine.icc」
    ・プリンタドライバ
      基本設定タブ
       ドキュメント設定  「自動」
       用紙の種類     「印刷本紙」
       印刷設定-印刷モード「VDフォトカラー」
         詳細設定-印刷品質
          解像度 「2400dpi」
          ハーフトーン 「160lpi」
      イメージ調整タブ
       カラーマッチ 「なし」

(2)プリンタ独自のカラーマッチング(写真右)
    ・Inkscape Ver.0.45.1
      同じデータをInkscapeVer.0.45.1にインポートした。
     (このアプリにはカラーマッチング機能はない。)
    ・プリンタドライバ
      基本設定タブ
       ドキュメント設定  「カラー写真」
       用紙の種類     「印刷本紙」
       印刷設定-印刷モード「VDフォトカラー」
         詳細設定-印刷品質
          解像度 「2400dpi」
          ハーフトーン 「160lpi」
      イメージ調整タブ
       ファインカラー 「ファインブラック」-「写真のみ」
       カラーマッチ  「自動」-「カラー写真」

【印刷結果】 やはり160lpi印刷でもICCプロファイルを使用する方が優っています。(印刷時にInkscapeを使った理由は,ICCプロファイル不使用の場合同じデータならば,その印刷結果はアプリケーションに依存しないことを確かめたかったからです。)

写真印刷において,ICCプロファイルが用意できれば,それを使うのも一つの有力な手段です(このブログでは述べませんが,ICCプロファイルを使わない方法もあります。要はグレーがちゃんと出るようにできればいいのです。)。MDPのようにWindow用のICCプロファイルが用意されていない場合は,こういった方法も有効なのか?という実験であることをご理解くださいませ。

ICCプロファイルに関して実験した方法は,ずっと後で再度出て来る予定です(来ないかも,そーだった・・・ホームページ化だった(^^; この無責任さが明日の活力源なのです。)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://various.asablo.jp/blog/2007/09/28/1825283/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。